今さら聞けないauのiPhoneをスマートパスで無料修理する方法

クラウド50GB無料も魅力
iPhoneの機種代金って高いと思いませんか?
最新のiPhone8ですと安くて9万円からです。
こんなに高かったら、”壊れた時は買い直したらいいや” というわけにはいきませんよね?
機種代金+修理費用を払わないといけないなんて、負担が大きすぎます。
スマートパスはiPhoneの修理代金を安くするオプションです。
この記事では、以下の内容を解説しています。
- スマートパスでどのくらい修理代金が安くなるの?
- 壊れたあとで入っても安くなるの?
- 壊れてから半年以上経つけど申請できる?
- 修理費割引以外のメリットはあるの?
- もう機種変更してから2年経ったけど解約した方がいい?
- スマートパスを解約するデメリットは?
- アップルケアプラスも必要?
- au端末サポートまで入った方がいいのかな?
- iPhoneが壊れた時に使える修理の種類をしりたい!
記事の最後では、iPhoneユーザーの中でも、
”特にスマートパスに入った方がいい人のタイプ” を紹介しています。
ぜひ最後までお読みください。
それでは、見ていきましょう。
スマートパスで修理代金が無料に
まずはスマートパスとiPhoneの修理代金の関係を解説します。
修理代金サポートとは?
修理代金サポートとは、iPhoneを修理するのにかかった ”実費” のうち、
一定の金額を還元するサービスです。
(正規プロバイダでの修理限定)
還元される金額と方法はスマートパスの種類によってこのように異なります。
- auスマートパス
還元方法:現金振込で還元
還元金額:1万円まで(税抜/以下同)かかった ”実費” を還元
- auスマートパスプレミアム
還元方法:auウォレットポイントで還元
還元金額:1万1,800円までかかった ”実費” を還元
スマートパスの月額料金はいくら?
ではスマートパスは月額いくらかかるのでしょう?
種類によって、このように異なります。
- auスマートパス
月額372円で利用できます。
- auスマートパスプレミアム
月額499円で利用できます。
修理代金サポート利用で 「何円で修理」 できる?
スマートパスで還元されるのは修理にかかった ”実費” です。
では、通常修理代金はどのくらいかかるのでしょう?
正規プロバイダで修理した場合の費用をまとめました。
※アップルケアプラス未加入の場合(税抜/以下同)
iPhoneシリーズ | 画面割れの修理 | その他の修理 |
iPhone X | 3万1,800円 | 6万800円 |
iPhone8 | 1万7,800円 | 3万8,800円 |
iPhone8 Plus | 1万9,800円 | 3万8,800円 |
iPhone7 | 1万7,800円 | 3万5,800円 |
iPhone7 Plus | 1万9,800円 | 3万8,800円 |
iPhone6s | 1万7,800円 | 3万3,800円 |
iPhone6s Plus | 1万7,800円 | 3万6,800円 |
※アップルケアプラスに加入している場合
iPhoneシリーズ | 画面割れの修理 | その他の修理 |
全モデル | 3,400円 | 1万1,800円 |
例えばスマートパスプレミアムに加入してると、
1万1,800円分のauウォレットポイントが還元されます。
すると、実質の修理費用はこのようになります。
※アップルケアプラス未加入の場合
iPhoneシリーズ | 画面割れの修理 | その他の修理 |
iPhone X | ↓ 2万円 | ↓ 5万6,200円 |
iPhone8 | ↓ 6,000円 | ↓ 2万7,000円 |
iPhone8 Plus | ↓ 8,000円 | ↓ 2万7,000円 |
iPhone7 | ↓ 6,000円 | ↓ 2万4,000円 |
iPhone7 Plus | ↓ 8,000円 | ↓ 2万7,000円 |
iPhone6s | ↓ 6,000円 | ↓ 2万2,000円 |
iPhone6s Plus | ↓ 6,000円 | ↓ 2万5,000円 |
※アップルケアプラスに加入している場合
iPhoneシリーズ | 画面割れの修理 | その他の修理 |
全モデル | ↓ 0円 | ↓ 0円 |
このように、
アップルケアプラスと組み合わせると、
”どんな故障でも無料で修理” することが可能です。
壊れた後に加入しても大丈夫なの?
「修理代金が割り引かれるのはいいけど、
そもそも壊れるかどうかわからない。
スマートパスはiPhoneが壊れたあとで入っても大丈夫なの?」
残念ですが、スマートパスは ”auでiPhoneを購入する時”に入らないと、
「修理代金サポート」は利用できません。
補償や保険のサービスは壊れる ”かもしれない” ものを守るのが役割なので、
これはしょうがないと言えます。
ただ、後から入っても「修理代金サポート」以外は使えます。
申請の期限は壊れてからいつまで?
「iPhoneが壊れたあとで ”修理代金サポート” の存在を知った。
iPhoneを修理したのは半年前なのですが、
修理代金サポートは利用できるのでしょうか?」
残念ながら利用できません。
修理代金サポートを受けられるのは、
iPhoneを修理してから半年間です。
壊れたのが半年前でも問題ありませんが、
修理した後は期限に注意しましょう。
アップルケアプラスとは
スマートパスと組み合わせで威力を発揮するのがアップルケアプラス です。
ここからは、アップルケアプラスについて詳しく解説していきます。
アップルケアプラスのサービス
アップルケアプラスでは3つの修理方法を用意しています。
店頭持ち込み修理
正規プロバイダに持ち込んで修理を行います。
修理対応のスピードは3つのうち最速です。
予約なしで行くと待ちますが、予約していけばすぐ対応してもらえます。
あなたの住まいの近くの修理店はこちらから検索できます。
エクスプレス交換サービス
自宅もしくは指定の場所へ交換品を届けてくれるサービスです。
実は持ち込み修理もほとんどの場合 ”交換” になることが多く、
持ち込み修理を自宅でするイメージです。
出向かなくていい反面、予約がとりにくいデメリットがあります。
日にちがかかっても良い場合におすすめです。
クレジットカード払いのみ対応しています。
ピックアップ&デリバリー
自宅に故障品の集荷に来てもらい、
集荷後に交換品を送ってもらうサービスです。
エクスプレス交換サービスとの違いは、
交換品が先に来るか後に来るかという1点のみです。
こちらはクレジットカードがなくとも対応可能です。
アップルケアに入れるタイミング
アップルケアプラスはいつでも入れるわけではありません。
ここでは、アップルケアプラスに加入できるタイミングを解説します。
分割購入ならauショップで
アップルケアプラスを携帯料金と一緒に分割で支払う場合、
auショップで機種を購入する時と同時に加入できます。
分割にしても金利はかかりません。
一括購入ならAppleストアで購入
auショップでiPhoneを購入した後、
30日以内ならAppleストアで一括購入できます。
加入するかどうか猶予が欲しい時にはいいですね。
au端末サポートが不要な場合
実はアップルケアプラスは、
au購入の物とAppleストア購入の物は内容が異なります。
表にまとめて見ましたので、
どちらを購入するか参考にしてください。
iPhone8の場合 | au端末サポート付き | Appleストアで購入 |
月額費用(1〜24ヶ月) | 790円 | 700円(実際は分割不可) |
月額費用(25〜48ヶ月) | 790円 | なし |
一括費用(1〜24ヶ月) | 1万8,960円(実際は一括不可) | 1万6,800円 |
一括費用(25〜48ヶ月) | 1万8,960円(実際は一括不可) | なし |
保証期間 | 4年間 | 2年間 |
紛失補償 | あり | なし |
結論を申し上げますと、
補償が2年間でいい場合=アップルストアから購入(価格が安い)
補償は2年以上長い方がいい=auショップで購入(最長4年)
紛失時の補償がないと困る=auショップで購入
という判断がベターです。
結局スマートパスは必要なのか?
結論から申し上げますと、
以下の二つのうちどちらかに該当する人は「スマートパスに入った方がいい」です。
- iPhoneを定価で購入した人
- フラットプラン/ピタットプランでiPhoneを購入した人
購入代金により ”お役立ち度” が違う
例えばiPhone7を定価の6万4,800円で購入した場合、
2ヶ月目で画面が割れてしまって1万7,800円の修理代金が生じたとします。
6万4,800円+1万7,800円=8万2,600円の出費と大きな痛手になってしまいます。
そんな時スマートパスがあれば6,000円の出費ですむのです。
また、アップルケアプラスも加入していれば 0円で修理できます。
こういった場合には十分役立つでしょう。
しかし、「iPhone MNP au購入サポート」を使って購入した人はどうでしょうか。
iPhone7の本体代金は2万7,000円しか支払っていません。
補償なしの1万7,800円を払っても合計44,800円←定価以下です。
アップルケアプラスに加入していれば+3,400円の3万400円です。
”もともと機種を安く買えた人” は修理代金がかかった時の痛手が軽いのです。
「修理代金を負担しても定価に及ばない」人はスマートパスは不要でしょう。
”壊れたら買い換えればいい” が外しどき
スマートパスが必要かどうかは時期によっても異なります。
買い換えたばかりの時の故障には不可欠ですが、
そろそろ買い換えようと思っている時にはあまり意味がありません。
下取りに出さない限り、そもそも修理に出さないからです。
ピタットフラットは48回分割なので要注意
ピタットプラン/フラットプランはアップグレードプログラムEXを利用します。
アップグレードプログラムとは「下取り価格の保証サービス」です。
あえて48回(4年)分割を組んで24ヶ月(2年)で下取りすることで、
「購入価格の半値で下取り=残債を一括相殺」してくれるサービスです。
このサービスの注意点は、”壊れていたら下取りしてくれない” 点にあります。
つまりスマートパスとアップルケアプラス未加入の場合、
”わざわざ修理代金を払って下取り用の機種を修理しないといけない” 状況になります。
ピタットプラン/フラットプランの人はスマートパスとアップルケアプラス に加入されることをおすすめします。
スマートパスで他に利用できる機能(iPhone向け)
こちらでは、auスマートパスで「修理代金サポート」以外で利用できるサービスを紹介します。
auクラウド50GBプレゼント
「データお預かりアプリ」を利用してauクラウドに50GBまでデータを預けられます。
iCloudバックアップは5GB以上のデータバックアップが有料なので、
スマートパスに加入することで「補償+バックアップ」機能が手に入ります。
auから他社に乗り換えた時は機能しない点だけ注意しましょう。
紛失時のGPSサービス
「Look out for auアプリ」を入れておくと、紛失時にオペレーターが位置情報検索してくれます。
「iPhoneを探す」機能もありますが、時々制度が悪いことがあります。
セカンドオピニオンとして役立ちます。
まとめ
いかがでしょう。
ここまでスマートパスとiPhoneについて、
情報を解説してきました。
この記事の重要な部分をおさらいします。
- スマートパスとアップルケアプラスの組み合わせで ”修理代金は実質無料” になります
- スマートパスは ”機種の購入と同時加入” でないと修理代金が割引になりません
- 壊れてから半年以上経っても修理代金割引になりますが、”修理してから半年以上” 経つと申請できません
- auクラウド50GBプレゼント・紛失時のGPSサービスはiPhoneユーザーにもメリットがあります
- ”壊れたら買い換えればいいや” と思たらスマートパスは解約してもいいでしょう
- スマートパスを解約すると、auクラウド(データお預かりアプリ)に保存しているデータが消えるので注意しましょう
- 画面の割れ以外の修理ではアップルケアプラス活躍します
- 2年間補償するだけならアップルケアプラス ・4年間補償と紛失補償も必要ならau端末サポートを選びましょう
- iPhoneの修理方法は店頭に持っていく「持ち込み修理」と、郵送でやり取りする「エクスプレス交換サービス・ピックアップ&デリバリー」があります
以上を意識していただければ、
「スマートパスに入った方がいいのか」ご自身で判断できるでしょう。
あなたのiPhoneにもしものことがあった時に、
スマートパスが役立ってくれることを願っています。
それでは、最後まで読んでいただきまして誠にありがとうございました。